消融雪コンサルタント
無散水融雪システム

消融雪施設は効率的・効果的に安全で快適な冬期の通行空間を確保することを目的とした施設であり、積雪寒冷地域においてはその存在が不可欠なものとなっています。
消融雪施設の設計においては過去10年間にわたる気象資料の収集・解析によって、計画地で消雪・融雪に必要となる熱量及び水量を算出することをはじめ、計画地周辺の諸条件を調査したうえで、地域の特性やお客様のご要望に応じた最適な消雪システムをご提案いたします。

●設計フロー

●熱源の選定手順

●設計状況
●配管設備設計例

無散水消融雪システム

無散水消融雪システムとは、路面の下に熱媒体を通過させる放熱管を敷設して、その放熱管から路面に熱を間接的に与えることで、路面の融雪と凍結防止を行うシステムです。熱媒体としては、地下水、不凍液等があげられます。路面に散水がないため凍結しにくく、降雪時の通行・歩行が極めて快適です。

●無散水消融雪システム概要図

●放熱管敷設状況

●路面温度状況

●放熱管敷設状況

●無散水消雪に利用されるエネルギー

散水消雪システム

散水消雪システムとは、地下水や河川水等を配管で送水し、散水したい箇所に設置したノズルから散水して消雪を行うシステムです。地下水等を直接散水するため消雪能力が高く、積雪量が多い豪雪地帯でも効果を発揮しています。

●散水消雪概要図

●散水管配管状況

●散水消雪状況

 

●散水消雪に利用されるエネルギー